セメント世界最大手、インド事業を一部売却 現地企業に

2016/7/11 21:07
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【フランクフルト=加藤貴行】セメント世界最大手のラファージュホルシム(スイス)は11日、インド事業の一部を現地の複合企業グループ、ニルマに売却することで合意したと発表した。売却額は14億ドル(約1430億円)。ラファージュホルシムは市況悪化で業績が低迷し、2016年だけで35億スイスフラン(約3600億円)の資産売却を計画。各地で事業を見直し負債を圧縮する。

売却対象は現地子会社のラファージュ・インディア。インドで3工場を持ち、生産能力は年1100万トンに達する。同社とは別のインド子会社、ACCとアンブジャ・セメントの2社は傘下にとどめる。

ニルマはセメントや工業用の塩、水酸化ナトリウムなど幅広く手がけており、セメント事業を拡大する。

ラファージュホルシムは今年に入り韓国事業の売却を終えたほか、サウジアラビア合弁の株式の売却を決めた。エリック・オルセン最高経営責任者(CEO)は同日の声明で「35億ドルの資産売却の3分の2は終わり、年末までに目標は達成できる」と述べた。

ラァージュホルシムはフランスとスイスの同業が合併し、15年に誕生した。新会社の株価が低迷するなか、財務体質の改善に向けてインドや韓国の資産売却に動く。

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