ドラゴン・キャピタル、ミャンマーで融資合弁

2017/4/10 23:20
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■ドラゴン・キャピタル(ベトナムの投資会社) ミャンマーのルビー・ヒル・フィナンシャルと、同国の労働者層向けにローン商品を提供する合弁会社を設けることで合意した。個人向けの資金需要が拡大していると判断した。

ルビー・ヒルはヤンゴンに拠点を設けるルビー・ヒル・マイクロファイナンスの株式の51%を取得し、ドラゴン・キャピタルが残りの49%を取得する。この合弁会社の創業時の資本金は500万ドル(約5億5300万円)。両社は市場の需要をみながら、資本金を5年以内に1億ドルにする予定だ。

ミャンマーには現在、商業銀行が20~30行と約100のマイクロファイナンスを提供する小規模な金融機関がある。ルビー・ヒルの親会社であるロイヘイン・グループのサイ・サム・トゥン会長は5日、「満たされていない資金需要は全部で推定約10億ドルだ」と語った。ミャンマーの人口6000万人の半数以上が金融サービスを利用できない状況だと見積もられている。

ドラゴン・キャピタルは上場株や非公開株、債券、不動産などの資産約15億ドルを運用している。

同社はベトナムでは金利の規制が厳しいためマイクロファイナンスのサービスを提供できなかったが、カンボジアでは同事業の立ち上げに成功している。同社はミャンマーの金融政策が柔軟なおかげで、同国での最初の投資でロイヘインとの提携が実現した。(ハノイ支局)

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