IOI、超高層ビルへの出資断念

2015/3/9付
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■IOIプロパティーズ(マレーシアの不動産会社) 台北市内の超高層ビル「台北101」への出資を断念した。台湾の頂新国際集団から251億台湾ドル(約954億円)で株式を譲り受ける計画だったが台湾当局が難色を示した。

IOIがマレーシア証券取引所に出資断念を公告した。昨年12月上旬に、頂新が持つ台北101の37.17%の全株式を購入することで契約したが、台湾当局は台北のランドマークである101の株式を外資に売却することに強く反発。調印後3カ月以内の株式譲渡が実現せず、両社は再契約を断念した。

頂新は台湾の食品・流通大手。昨年秋に傘下企業が違法な原料を使った食用油を販売したことが発覚し、台湾でのバッシングが強まっている。銀行からの資金調達も滞っており、101の全株式を売却してグループの手元資金に充てる予定だった。IOIプロパティーズへの売却断念はさらなる痛手となる。

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