2019年8月19日(月)

香港ワーフ、不動産賃貸を分離上場 資産価値3.2兆円

2017/8/9 20:17
保存
共有
印刷
その他

【香港=粟井康夫】香港の複合企業、ワーフは9日、ショッピングモールやオフィスビルなど香港の不動産賃貸事業を分離上場(スピンオフ)すると発表した。対象となる資産価値は約2300億香港ドル(約3兆2000億円)。安定したキャッシュフロー(現金収支)が見込める成熟事業を切り離し、中国・香港で新規不動産開発などに特化する。

新会社の名称は「ワーフREIC」。香港の2大モールであるハーバーシティ(海港城)やタイムズスクエア(時代広場)など6つの商業施設やオフィスビルをワーフREICに移管する。延べ床面積は約102万平方メートルで、年間賃料は約130億香港ドルに上る。中国本土にある商業施設は対象外となる。

ワーフREICの分離上場後、ワーフは中国・香港での不動産開発やホテル運営、物流事業に集中する。呉天海主席は同日開催した記者会見で「市場からの資金調達が目的ではない」と語り、事業の区分を明確にするための措置だと強調した。ワーフはケーブルテレビなど通信・メディア部門を外部に売却するなど事業の再編を進めていた。

ワーフが発表した2017年1~6月期の純利益は84億香港ドルと前年同期比で26%増えた。不動産評価益を除く基礎的利益は同22%増の72億香港ドルだった。

保存
共有
印刷
その他

関連企業・業界 日経会社情報DIGITAL

電子版トップ



[PR]

日本経済新聞社の関連サイト

日経IDの関連サイト

日本経済新聞 関連情報

新しい日経電子版のお知らせ

より使いやすく、よりビジュアルに!日経電子版はデザインやページ構成を全面的に見直します。まず新たなトップページをご覧いただけます。

※もとの電子版にもすぐ戻れます。