サムスンSDI、米EVベンチャーに車載電池供給
【ソウル=山田健一】韓国サムスンSDIは米電気自動車(EV)ベンチャーのルーシッドモーターズ(カリフォルニア州)に車載電池を供給する。ルーシッドが2018年の発売を目指して開発中のスポーツタイプのEVに搭載する。サムスンSDIは独BMWなどに電池の供給実績がある。
ルーシッドとサムスンSDIが供給契約を結んだ。供給予定台数などは不明。供給する車載電池は電池1つあたりの直径が21ミリメートルと現行タイプよりも3ミリメートル大きく、容量が約5割増える。
ルーシッドは07年の設立。電池部品会社としてスタートし、現在はEVメーカーへの業態転換を目指している。18年に発売を計画するEVが新車第1号になる見通し。