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アネカ・タンバン、ニッケル価格上昇で黒字 16年12月期

■アネカ・タンバン(インドネシア国営非鉄大手) 2016年12月期決算の純利益は640億ルピア(約5億4600万円)だった。ニッケルの増産と価格上昇により3期ぶりの黒字となった。金の販売減が響き、利益額は低水準にとどまった。

同社は14年から15年に2兆2000億ルピアの損失を計上。損失は、インドネシア政府が未加工鉱石の輸出を禁じたことで生じていた。

売上高は半分以上を占める金が減少し、全体で14%減の9兆1000億ルピアだった。ステンレス鋼の原料となるフェロニッケルの生産をスラウェシの製錬所で拡大することでマイナスの影響を緩和した。

ニッケルの売り上げも、国内製錬所の生産能力を拡大したため急増した。フィリピン政府が環境への懸念から鉱山を閉鎖すると警告したため、供給減への懸念からニッケル価格が反発した恩恵も受けた。

同社は、今年さらにフェロニッケルの生産を19%増やすことを目標に掲げている。

同社のバドゥルジャマン社長は発表文で「17年は生産と売上高の増加が見込まれ、商品価格の見通しは明るく、1~2年以内に下流プロジェクトが完了することから、今後株主に高い利益をもたらす基盤はそろっている」と述べた。(ジャカルタ=鈴木亘)

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