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アップル、ベトナム初の開発拠点計画

中部に1000億円投資

【ハノイ=富山篤】米アップルがベトナム中部のダナンに進出を計画していることが5日分かった。ダナン市人民委員会によると、投資額は10億ドル(約1000億円)でデータセンター、開発拠点などを整備する見通し。今月下旬にも正式決定する。アップルの開発拠点はベトナム初。ダナンはIT(情報技術)都市を目指しており、発展の追い風となりそうだ。

アップルは昨年10月、ベトナム法人を設立した。数年内に同国にデータセンターなどを整備する意向を示していたが、ハノイかホーチミン市とみられていた。ダナンはベトナム第3の都市で、IT人材が多いうえ、人件費はハノイなどに比べて2~3割安い。

市人民委員会もIT誘致に熱心で、税制優遇などの利点を与えている。越IT最大手FPTのほか、日立製作所、マイクロソフトなども進出している。

ベトナムでは2014年で1200万台と急速にスマートフォンが普及しており、交流サイト、ゲームなどの使用頻度も高い。顧客の情報を保管するデータセンターのニーズは大きい。将来はカンボジア、ラオスなど隣国もカバーできるインドシナ半島の拠点に育てる狙いもあるとみられる。

ベトナムはITを基幹産業の一つにしようとしている。これまではホーチミン市とハノイにIT産業が集中しており、土地、人件費が安いダナンをIT都市に育て、外資誘致を進めようとしていた。アップル進出が実現すれば、外資誘致の呼び水となる可能性が高い。

FPTは4月下旬、ダナンに総面積5.9ヘクタールの巨大な開発拠点「FPTコンプレックス」を開設した。2020年には1万人のIT技術者が働く予定だ。

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