弘亜社、ホーチミンのバスに広告

2016/4/5 21:28
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■弘亜社(日本の中堅広告代理店) ベトナム子会社がホーチミン市の路線バスとしては初めての車体広告を掲載した。交通当局が車体広告を解禁したのを受けた取り組みで、170台以上のバスに1年間掲載するという。

子会社の幹部、ファン・ファム氏はNikkei Asian Reviewに対し、同社が独占契約を146億ドン(約7260万円)で落札したという。ホーチミン市の市内10路線のバスに車体広告を掲載する権利に対する弘亜社の入札額は、当局が見込んだ103億ドンを上回っていた。ファム氏は「日本などでの経験をベトナム市場で生かしたい」と語った。

バスの車体広告はベトナムの他の地域では許可されているが、「運転者の気が散り交通事故を引き起こす危険性がある」「文化的に不適切なものや特に子供に悪影響を及ぼすものがある」としてホーチミン市では禁止されていた。

車体広告の禁止は2011年に解除され、広告事業を請け負う代理店が指定されていたが、実現には時間がかかっていた。

ホーチミン市は広告解禁によって、昨年9270億ドンに膨らんだ公共交通に対する補助金を減らすための収入源を確保したい考えだ。

ホーチミン市交通局によると、今後6カ月間で約2300台の車両に広告が掲載される予定で、広告収入は年間で1700億ドンにのぼる見込みだという。(ハノイ支局)

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