2019年2月18日(月)

アシアナ航空、日中路線の一部をLCCに移管 運航合理化

2016/1/4 22:09
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【ソウル=加藤宏一】韓国の航空大手、アシアナ航空が大規模な運航合理化に乗り出す。日本や中国など収益が伸び悩む一部の地方の中短距離路線の運航を、新たに事業免許を取得した2社目の格安航空会社(LCC)に移管する。ヤンゴンなど一部の不採算路線からは撤退する。一方で長距離路線はビジネスクラスの刷新などを通じて単価を底上げする。

子会社のLCC、エアソウルが韓国の国土交通省から国際航空運送事業免許を取得し、6月から運航を始める。金海空港(釜山市)が拠点のエアプサンに次ぐアシアナ2社目のLCC。仁川空港を拠点とし、2017年上半期までにアシアナが運航する日本の静岡や沖縄、中国の青島や煙台など16路線を引き継ぐ。コストを下げ路線を維持する。

今年2月には仁川―ウラジオストク、3月に仁川―ヤンゴン、同バリ路線から撤退する計画だ。国内外の営業拠点も一部集約して人員を再配置することで新規採用も抑制。一部役員の送迎車の廃止や航空サービスの自動化も同時に進めてコスト削減を狙う。

一方、採算の良い長距離路線はサービスを拡充する。背もたれを180度傾けられる新型のビジネスクラスを導入し、17年に導入する欧州エアバスの大型機「A350XWB」から新たにプレミアムエコノミー席を設ける。一連の施策を通じて、年間1600億ウォン(約160億円)の収益改善を狙う。

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