2019年8月25日(日)

中国銀行、シンガポールに債券拠点 「一帯一路」にらむ

2017/7/4 19:36
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【シンガポール=中野貴司】中国銀行はシンガポールに債券部門の新拠点を設けた。中国が推進する広域経済圏構想「一帯一路」構想に絡むインフラ関連の資金需要が今後増えると見込んで、社債などの引き受けを強化する。

中国銀行のシンガポールの業務を統括するチュウ・ジクン氏は「新拠点の設置により、発行企業や投資家のあらゆる需要に応えられるようになる」と強調した。現在数人の担当者も今後増やしていく。中国企業のシンガポール市場での起債や、中国の投資家への債券販売など中国とのパイプを生かした案件を開拓する計画だ。

シンガポールは東南アジアの金融市場の中心であるほか、「一帯一路」の海のシルクロードの通り道となっている。インフラ整備に使う資金の供給ルートとして、従来の協調融資に加えて債券発行にも素早く対応できる体制を整える。

調査会社ディールロジックによると、中国銀行は今年1~6月期のアジア太平洋地域(日本を除く)の債券引受額で4位だった。

ほかにも中信証券が3位、中国建設銀行が5位に入るなど中国勢の躍進が目立っている。

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