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ガルーダ、機長飲酒疑惑でCEO辞意 イメージ悪化避けられず

【ジャカルタ=鈴木亘】ガルーダ・インドネシア航空子会社の格安航空会社(LCC)、シティリンクで昨年12月末、機長が飲酒を疑われて出発が遅れた問題を受けて、4日までに同社のブルハン最高経営責任者(CEO)が引責辞任する意向を示した。ガルーダは安全性を重視する経営を評価されて欧米当局から再乗り入れを認められてきた。イメージ悪化は避けられず、経営の痛手となる。

ガルーダ・インドネシアの航空機

昨年12月28日早朝、スラバヤ発ジャカルタ行きのQG800便(乗客154人)で、離陸前の乗客に対するアナウンスで機長のろれつが回っていなかったため、不審に思った乗客が機長の交代を要求した。現地メディアによると、空港内をふらつきながら歩いていたとの目撃情報もあり、同社や航空当局は飲酒や薬物使用の有無を慎重に調べている。シティリンクは12月30日、機長を解雇したと発表した。

シティリンクは昨年6月、欧州連合(EU)の欧州委員会が指定する安全性に問題のある航空会社のリストから外れたばかり。米連邦航空局(FAA)も昨年、インドネシアの航空会社が国際的な安全基準を満たしたとして安全評価を格上げした。

ガルーダはライオン航空など現地LCC勢との価格競争が激化し、16年に入り業績が悪化した。シティリンクを活用して旅客需要を取り戻す狙いだったが、水を差された格好だ。17年内にも米国路線を復活させる計画だが、今回の問題で安全性が再び懸念される恐れもある。

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