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日本技術導入の台湾新幹線、車両購入で国際入札も

【台北=伊原健作】台湾高速鉄道(台湾新幹線)を運営する台湾高速鉄路(高鉄)は3日、車両の追加購入に向け、海外勢に広く参加を募る方針を明らかにした。日本の新幹線技術を海外で初めて導入。現行の車両はすべて日本勢が手掛けた。追加納入や更新は数百億~1千億円規模の事業になると期待されてきたが、欧州勢などとの国際入札になる可能性がある。

高鉄によると、海外の車両メーカーに高鉄への車両納入への意向などを問う確認書を送付する案を検討している。取締役会で同意でき次第手続きを進めるという。

現行の全34編成は川崎重工業日立製作所日本車両製造が手掛ける日本式のため、今後も自動的に日本勢が受注するとの見方があった。高鉄は「技術は日進月歩で進歩しており、環境保護性能や部品メンテナンスなどの観点から、新世代の車両規格を評価する」としている。今回仮に欧州勢などに食い込まれれば、将来の更新需要にも影響する可能性がある。

台湾新幹線は三井物産三菱重工業、川重など日本の7社連合が車両や信号システム、軌道などを手掛け、2007年に開業した。車両は「のぞみ」などに使用されていた700系車両を改良した「700T型」を採用している。

15年末に3駅、16年7月に1駅が新たに開業し、現在は全12駅が稼働する。1日当たりの平均客数は年々増加し、16年には前年比約1割増の15万4千人となった。休暇などのピーク時に本数を増やしたり、不測の事態に備えたりするなどの目的で高鉄は列車の追加購入を検討しており、直近では4編成の購入計画が浮上していた。

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