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台湾新幹線が初延伸、台北に「南港駅」開業 産業活性化に期待

【台北=伊原健作】日本の新幹線技術を海外で初めて導入した台湾高速鉄道(台湾新幹線)を運営する台湾高速鉄路は1日、台北市に新たに「南港駅」を開業した。従来は台北駅が終点だったが2007年の運行開始以来、初の延伸となる。南港は5月に発足した新政権の産業政策にとっても重要な地域だ。交通の利便性向上による産業活性化に期待がかかる。

南港駅は台北駅から東に約10キロメートルに位置し、周辺には大型の展示場などがある。路線の総延長は従来の345キロメートルから初めて延びる。昨年12月には苗栗など3つの新駅が開業し、南港の開業で駅数は計12となった。

南港から台湾南部の左営(高雄)までを最短105分で結ぶ。1日からのダイヤ改正で停車駅の少ない車両の本数が増え、利便性も向上する。

開業は台北駅の混雑の緩和が主な目的だ。開通式典に出席した陳建仁・台湾副総統は「南港などの重要な産業地域を快適に結ぶ」とも語った。蔡英文・新政権は産業振興の注力分野を5つ掲げているが、南港の産業園区はそのうちバイオテクノロジーの主要拠点として期待されている。

台湾新幹線は日本に劣らぬ運行ダイヤの正確さと快適性で庶民の足として定着している。今後は車両更新に向けた動きも出てくるとみられ、東海旅客鉄道(JR東海)の受注が有力視される。

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