2018年5月23日(水)

GE、インドネシアでLNG設備の保守受注 133億円

2015/12/3 21:31
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 【ジャカルタ=渡辺禎央】米ゼネラル・エレクトリック(GE)はインドネシアで液化天然ガス(LNG)プラントの設備保守業務を受注した。三菱商事が主導するLNG事業の生産設備の監視や補修、作業員の配置計画などを請け負う。期間は明らかにしていないが受注額は1億200万ユーロ(約133億円)。GEの保守業務では初めて他社の機器も対象とする。

契約式典に出席したGE現法のチャンドラ社長(中)ら(11月30日、ジャカルタ)

 現地法人のGEオイル・アンド・ガス・インドネシアと、LNG生産・輸出を手掛けるドンギ・スノロLNGが11月30日、ジャカルタで契約文書に調印した。GEはガスの増減圧に使う圧縮機など基幹機械の有力メーカー。技術者がプラントに常駐し業務にあたる。

 対象のプラントはインドネシア東部スラウェシ島に位置し、8月に出荷を始めた。年産能力は200万トン。三菱商事が最大株主として主導し、九州電力や中部電力に長期販売する。

 生産規模が比較的小さく、設備も1系列のみのため、保守や故障による運転停止期間をいかに短くするかが問われる。GEは世界各地のLNGプラントでの実績が評価された。

 石油・ガスの国際市況は低迷しているが、インドネシアではLNGやガソリンの国内消費が増えており、資源関連のプラント需要は堅調だ。GEは11月、国営石油会社プルタミナの子会社とも油田の掘削設備・技術の開発で提携した。設備そのものの受注にとどまらず、保守など関連事業も増やし収益源を広げる。

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