2019年9月18日(水)

大塚製薬、タイでポカリスエット販売強化 新会社を設立

2017/8/1 20:51
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■大塚製薬 1日、タイの新会社の開所式を開いた。健康志向の高まりを受け、タイでスポーツ飲料「ポカリスエット」の販売を強化する。年間販売数量が5000万本を超えれば、タイでの生産を始める可能性にも言及した。

新会社名は「大塚ニュートラシューティカル(タイランド)」。大塚製薬が90%、タイ大塚製薬が5%出資するほか、タイの総合消費財最大手サハ・グループが傘下の会社を通じて計5%を保有する。

これまでタイでは代理店や関係会社を通じ、日系スーパーなどを中心に「ポカリスエット」を販売してきたが、今後は自前でマーケティングを手掛ける。セブンイレブンなどコンビニエンスストアなどにも販路を広げ、販売を強化。2017年は前年比30%増の売り上げを目指す。

年内にもソーシャル・ネットワーキング・サービス(SNS)での販促やサンプリングなどに約1億バーツを投じる計画。大塚ニュートラシューティカル(タイランド)の串田高歩社長は「タイでは健康意識が高まってきており、健康飲料の需要が拡大している」と言及。「首都バンコクからタイ全土に広げていきたい」と述べた。同社によるとタイの電解質ドリンク市場は21億7300万バーツ規模。

大塚製薬は1973年にタイに進出。医療用医薬品を販売してきた。主力商品の一つ「ポカリスエット」はアジアを中心に20カ国・地域で販売しており、海外の販売本数は日本国内と同程度にまで伸びている。タイではインドネシアで生産したものを輸入販売している。タイでの販売本数は明らかにしていないが、串田社長は「タイで年間5000万本が売れるようになれば工場を設け、将来は周辺国への輸出の拠点にすることも検討する」と述べた。

(バンコク=岸本まりみ)

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