東商取の石油現物 取引初日 成約は2件 指標形成へ期待の声

2017/1/11 21:37
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 東京商品取引所は11日、石油現物(石油スポット)取引を始めた。初日の成約件数は2件だった。東商取が開設したスポット市場には、自社の営業網で製品を販売しきれない流通業者などが参加している。スポット市場は以前から価格の形成過程が不透明との指摘があり、公正な価格指標の形成に向け、取引拡大を期待する声が出た。

 タンクローリーによる陸上渡しの低硫黄A重油が1キロリットルあたり4万7100円で20キロリットル、船による海上渡しのガソリンが1キロリットルあたり5万円で500キロリットルで成約した。東商取の浜田隆道社長は「初日から取引が成立したのは非常に意義のあること。成立件数が増えることを期待している」と話した。

 市場では「東商取による新たな市場の開設で取引参加者が増え、価格形成への信頼が高まる」(燃料商社)との声が聞かれた。

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