農協、バター原料に入札制導入 価格透明に
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バターの原料となる生乳の取引で9日、入札を導入することが決まった。取引価格に需給の実態を反映させ、透明性の高い価格形成をめざす。環太平洋経済連携協定(TPP)の発効により、現在より安く外国産バターが輸入できるようになる。酪農家の減少で生乳が足りずバターの小売価格が3年間で1割強上昇したことも踏まえている。
政府と全国の農協、乳業会社などが参加する会議で生乳取引の改革を検討していた。2016年度から...
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