原油タンカー運賃が反発 暖房向け荷動き活発に

2017/10/6 18:27
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 原油を運ぶ外航タンカーの運賃が反発した。指標となる大型タンカー(VLCC)の運賃指数、ワールドスケール(WS、基準運賃=100)は中東―極東航路で61前後と、この1カ月で6割上昇した。暖房用の消費が伸びる冬に向けて中国が調達を加速し、輸送需要が増えたためだ。

 原油タンカーは新造船の就航が相次いで船腹の過剰感が強まり、5月から運賃の下落基調が続いていた。海運会社の採算ラインはWSで70強とされるが、8~9月には30台まで下落。原油価格上昇による船舶燃料の値上がりも重なり、「もはや船を止めた方がいい状況」(国内海運大手)に追い込まれた海運会社が荷主の石油会社に値上げを強く求めていた。

 主な需要国の中国は冬場に向けて輸入量を増やしている。10月上旬の国慶節(建国記念日)の連休前には駆け込みの成約も増えた。「西アフリカや米国からの出荷も増えて、中東で余っていたタンカーがかなり減った」(海運ブローカー)ため、運賃が上昇に転じた。年内は高水準の輸送が続く見込みで、運賃も底堅く推移するとの見方が多い。

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