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日本の守備に綻び、千賀暗転 WBC準決勝で敗退

2017/3/22 14:35
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試合前から雨が降り、集中力を保つには難しい環境でも先発の菅野は自然体を貫いた。序盤はパワーで対抗する米国の強力打線を無失点に封じる。「相手どうこうではなく自分の投球をする。やってきたことしかできない。背伸びせずに、持っているものをぶつけたい」との言葉通り、上々の出足だった。

八回、米国のA・ジョーンズの打球をこぼす三塁手の松田。手前は千賀=共同

八回、米国のA・ジョーンズの打球をこぼす三塁手の松田。手前は千賀=共同

降りやまない雨が思わぬ形で響いたのは四回だ。1死無走者から3番イエリチの打球は地をはうような強めの二ゴロ。これを菊池が大きくはじいた。水を含んだ芝で球足が速くなっていたとはいえ、これまで何度もチームを救ってきた守備の名手にまさかのミス。走者は二進し、2死一、二塁からマカチェンに先制打を浴びた。

「1敗もせずにここまできている。名前負けしないように自信、誇りを持って戦いたい」と話していた菊池はこれくらいのことではへこたれず、六回に右越えの同点ソロ。「菅野に悪いことをした。何とかしたい気持ちで打席に入った」

振り出しに戻してからは2番手千賀も力投。威力のある直球とフォークボールがさえ、4連続三振と米国打線を黙らせた。が、ここから暗転。八回に連打を浴びて1死二、三塁とすると今度は何でもない三ゴロを松田がぽろり。無情にもその間に勝ち越し点が米国に入った(記録は三ゴロ)。

守備からリズムをつくる日本にわずかな綻びが出て、前回大会に続く準決勝敗退。世界一奪還を目指した歩みは道半ばで初優勝を狙う野球の母国の壁に阻まれた。

(ロサンゼルス=渡辺岳史)

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