国際体操連盟、会長に渡辺氏 欧州出身以外で初 - 日本経済新聞
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国際体操連盟、会長に渡辺氏 欧州出身以外で初

国際体操連盟(FIG)は19日、東京都内で開催中の総会で次期会長選挙を行い、日本体操協会専務理事の渡辺守成氏(57)が欧州体操連合会長のジョルジュ・グルゼク氏(68、フランス)を破って当選した。日本人の五輪競技の国際連盟会長は、1987~94年に国際卓球連盟会長を務めた荻村伊智朗氏以来。

任期は来年1月から4年。渡辺氏は5期20年トップを務めたブルーノ・グランディ氏(イタリア)に次いで第9代会長となる。1881年に設立されたFIGは過去8人の会長はすべて欧州出身者が占めていた。

総会に出席した各国連盟による投票で、渡辺氏は100対19の大差でグルゼク氏を下した。当選直後、大きな拍手を受けて壇上に立った渡辺氏は「私を信頼し、信じてくれてありがとう。私たちの体操を五輪のときだけの人気競技でなく、『スポーツの王様』にしよう」と呼びかけた。

渡辺氏は北九州市出身。東海大時代にブルガリア国立体育大に留学した。ジャスコ(現イオン)に入社後、新体操スクールの事業展開などに携わってきた。日本体操協会では理事や専務理事を歴任、2013年からFIG理事も務めている。

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