日本、無得点で引き分け W杯予選2次予選初戦

サッカーのワールドカップ(W杯)ロシア大会アジア2次予選E組の日本―シンガポールは16日、埼玉スタジアムで行われ、6大会連続の本大会出場を狙う日本は0-0で引き分け、勝ち点1に終わった。日本が予選の初戦で勝てなかったのは1990年イタリア大会予選の香港戦以来で、W杯に初出場した98年フランス大会以降は初めて。
国際サッカー連盟(FIFA)ランキング52位の日本は本田(ACミラン)、予選初出場の宇佐美(G大阪)らを中心に一方的に攻めたが、ゴールを奪えなかった。同154位のシンガポールは勝ち点4。対戦成績は日本の20勝2分け3敗となった。
ハリルホジッチ監督就任後の連勝は3で止まった。次のW杯予選は9月3日、埼玉スタジアムでのカンボジア戦。
アジア2次予選は8組に分かれて2回戦総当たりで争い、各組1位と、2位の成績上位4チームの計12チームが最終予選に進む。E組のもう1試合はアフガニスタンがカンボジアを1-0で下し、初勝利を挙げた。〔共同〕