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優勝候補はNZ、南ア 地元イングランド「死の組」

(ラグビーW杯開幕特集)

今回は守備側有利の大会になりそうだ。ここ数年で密集戦の相手ボールをもぎ取るプレーが世界的に急発達。かつては一部のフォワードの得意技だったが、今ではバックスの選手も当たり前にこなす。テンポ良く密集で球を再獲得して連続攻撃をすることがやや難しくなっている。試合が守備的になり過ぎたとして、大会終了後には攻撃側を飛躍的に有利にするルール改正も検討されている。

開催地イングランドの雨の多さはつとに知られる。試合会場は人工芝と天然芝を混ぜた最新型のピッチが多いとはいえ、パスを多用する展開ラグビーにはやや不利か。

環境はパワフルで堅守のチームにプラスに働く。その筆頭が南アフリカだ。今回もパワーでは世界トップレベル。バックスには若手も多いが、3度目の優勝は視界に入る。欧州6カ国対抗を2連覇したアイルランドも、オコンネル主将らのフォワードが強力。イングランドもオーストラリア、ウェールズと同居する1次リーグの「死の組」を勝ち抜けば、地元の声援が後押しするだろう。

それでも優勝候補の筆頭はNZだろう。お家芸は高速バックスを生かした展開ラグビーだが、実は力勝負でも世界1、2を争う。NZ勢同士の対決となった今年のスーパーラグビー決勝。密集戦での攻守交代が1分強で3度発生するという、高次元の攻防があった。その激しさを勝負どころで発揮できれば、史上初の連覇は十分にある。

他に優勝の可能性があるのはオーストラリア。ギタウ、フォラウらバックスはNZと同格の名手がそろう。球さえ獲得できれば、魅惑のオープン攻撃を仕掛けられる。弱点のスクラムが好調なのも追い風だ。過去に大番狂わせを演じてきたフランスも不気味。最近は不調だが、大一番での爆発力はどの国にも勝る。

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