金藤が金、萩野は銀 リオ五輪競泳
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【リオデジャネイロ=田村城】競泳の女子200メートル平泳ぎ決勝が11日行われ、27歳の金藤理絵(Jaked)が2分20秒30で金メダルを獲得した。リオデジャネイロ五輪の女子競泳陣の「金」は初めて。
金藤はこの種目では、1936年ベルリン五輪の前畑秀子、92年バルセロナ五輪の岩崎恭子以来、3人目の金メダリストとなった。
金藤は4月の日本選手権を世界記録に0秒54と迫る2分19秒65(日本記録)で制し、金メダルが期待されていた。
同100メートル銀メダリストのユリア・エフィモワ(ロシア)が2分21秒97で2位だった。

同日行われた競泳の男子200メートル個人メドレー決勝では、萩野公介(東洋大)が1分56秒61で銀メダルを獲得した。萩野は400メートル個人メドレーの「金」、男子800メートルリレーの「銅」に続き、リオデジャネイロ五輪で3個目のメダルとなった。
藤森太将(ミキハウス)が1分57秒21で4位。惜しくもメダルを逃した。
史上最多21個の五輪金メダルを持つマイケル・フェルプス(米国)は1分54秒66で優勝、競泳史上初の五輪4連覇を達成し、22個目の「金」を獲得した。世界記録保持者のライアン・ロクテ(米国)は1分57秒47で5位だった。