金藤が女子200平泳ぎで金 萩野、個人メドレー200は銀
【リオデジャネイロ=田村城】リオデジャネイロ五輪第7日の11日、競泳女子200メートル平泳ぎの金藤理絵(27)が2分20秒30で金メダルを獲得した。2位に1秒67差をつける圧勝だった。競泳女子の金メダリストは5人目で、この種目では1936年ベルリン五輪の前畑秀子、92年バルセロナ五輪の岩崎恭子以来3人目。
男子200メートル個人メドレーの萩野公介(21)は銀メダル。個人メドレー2冠は逃したものの、800メートルリレーの銅と合わせ、今大会3個目のメダルを手にした。優勝したマイケル・フェルプス(米国)は五輪史上最多の金メダル数を22とした。藤森太将(25)は3位と0秒16差の4位だった。
卓球男子シングルスの水谷隼(27)は3位となり、卓球男子初のメダルを獲得した。個人種目での卓球のメダルは男女を通じて初めて。
柔道は羽賀龍之介(25)が銅メダル。柔道のメダルは金3、銅7の計10個となり、バルセロナ五輪、2004年アテネ五輪の最多記録に並んだ。
初実施のラグビー7人制男子の日本は3位決定戦で南アフリカに14-54で敗れてメダルを逃した。体操の女子個人総合決勝では寺本明日香(20)が64年東京五輪6位の池田敬子以来となる8位入賞を果たした。
今大会の日本のメダルは金7、銀2、銅13の計22個になった。