2019年7月24日(水)

大学入試新テスト、英語で民間試験活用 文科省案

2016/8/31 20:58
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文部科学省は31日、大学入試センター試験に代わって2020年度に導入する大学入学希望者学力評価テスト(仮称)の英語について、国が認定した民間の英語能力試験の結果を活用する案を示した。読む・聞く・話す・書くの4技能のうち「話す」と「書く」は同テストでは評価せず、民間試験に委ねる。将来は4技能全てを民間試験で評価する案も検討する。

同省の有識者会議が3月にまとめた最終報告は学力評価テストの英語で4技能を評価するとしていたが、数十万人が一斉に受験する同テストの性格も踏まえ、作問や採点が難しいと判断した。

高校3年の12月ごろまでに複数ある民間試験の中から少なくとも1つを受験し、結果を大学が選抜に活用する仕組みを検討する。家計状況によっては受験料が負担になるため、国の補助なども検討するという。

一方、国語と数学に導入予定の記述式問題の実施時期と採点方法については(1)高3の1月に実施し大学入試センターが採点(2)12月に実施しセンターが採点(3)1月に実施し各大学が採点――の3案を挙げた。

(1)は採点期間が短いため長文を出題できない、(2)は採点時間を確保できるが学校行事などに影響が出る、(3)は採点基準が不明確になるなど、それぞれ課題がある。同省は17年度初めに学力評価テストの実施時期や方法などを定めた実施方針を公表する。

同テストの試行テストも始める。17年度は首都圏100会場で5万人、18年度は10万人を想定。19年度から導入する高校基礎学力テスト(仮称)の試行も17年度に実施する。

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