2019年5月25日(土)

東京、8月の日照時間が史上最短 40年ぶり記録更新

2017/8/31 23:48
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雨の中、傘を差して歩く人たち(31日、東京・新宿)

雨の中、傘を差して歩く人たち(31日、東京・新宿)

太陽が恋しい夏でした――。東京都心の今年8月の日照時間は計83.7時間(速報値)で、8月としては観測史上最短となった。気象庁によると、これまでの最短時間は1977年の85.8時間で、40年ぶりに記録を更新。今夏はオホーツク海高気圧の勢力が強い状態が続いた影響などで、関東、東北地方は記録的な日照不足となった。

26日まで36日間連続で降雨を観測した仙台市も8月の日照時間は57.0時間で、41年の61.4時間を下回り、観測史上最短を記録した。

宮城県石巻市も75.0時間など、東北地方の日照時間は30日までの4週間で平年の61%にとどまった。関東は宇都宮市が53.8時間で観測史上2位を更新。千葉市も101.8時間で史上3位となった。

記録的な日照不足となったのは、平年にはみられないオホーツク海高気圧が出現したことが主な原因だ。北東から冷たく湿った空気が北・東日本の太平洋側に流れ込み、東北の太平洋側や関東の広い範囲で低温や日照不足などの影響を与えた。

8月の東京都心は1日から21日間連続で降水が観測され、1977年の22日間に次ぐ2位の長雨を記録。降雨が観測された日は計27日を数えた。

気象庁によると、9月はじめの関東甲信地方は寒気の影響を受け気温がかなり低くなる可能性があるが、日照時間はほぼ平年並みの予想。東北地方の9月前半の降水量は太平洋側で平年よりも多くなる見込みだ。

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