探査機「あかつき」、金星の本格観測開始へ

2016/3/31 22:10
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宇宙航空研究開発機構(JAXA)は31日、昨年12月に金星軌道投入に成功した探査機「あかつき」が、4月から本格観測を始めると発表した。探査機の状態に異常はないという。

あかつきは現在、金星を約10日かけて1周する楕円軌道を飛行中。5年程度観測できる燃料が残っているという。

JAXAは、あかつきが試験撮影した金星の写真を公表。1月に4万4千キロ離れた軌道から撮影した写真では標高4キロの地形が確認された。本格観測では金星に活火山が存在するか調べる。

JAXAは2010年にあかつきを打ち上げ、同年に金星軌道への投入を試みたが主エンジンが壊れて失敗。5年近く太陽の周りを飛行した後に再挑戦し、成功した。JAXAの中村正人教授は「太陽の放射線による劣化が予想より低かった。十分科学的成果を出せるだろう」と話した。〔共同〕

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