2019年6月26日(水)

視覚障害者の雇用、支援運動立ち上げ 理研・高橋氏ら

2016/1/31 21:55
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目の難病の患者に対しiPS細胞を使った世界初の臨床研究を実施した理化学研究所の高橋政代プロジェクトリーダーらは、視覚障害者の社会参加を支援する運動を2月1日から始めると発表した。企業や社会への情報発信などを通じて、視覚障害者の雇用機会の拡大を目指す。

名称は「isee!(アイシー)運動」。高橋氏が立ち上げた視覚障害者の就労などを支援する公益社団法人「ネクストビジョン」(神戸市)が主体となって進める。

一口に視覚障害者といっても、見え方は人によって大きく違う。インターネットで実際の見え方や生活・就労能力について解説するほか、視覚障害者が社会で活躍する実例の発表の場を設ける。

来年秋には、神戸市に目の治療や研究、社会復帰支援などを総合的に担う「神戸アイセンター」(仮称)が設立される。ここを拠点として、リハビリや補助機器の訓練などの取り組みを一体化して進めるという。

高橋氏は「視覚障害による社会的な損失は8兆8000億円に達する。働くための配慮を企業が理解すれば、雇用はずいぶん生まれる」と話している。

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