清原被告に懲役2年6月・執行猶予4年 東京地裁判決

2016/5/31 13:37
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覚せい剤取締法違反(使用など)の罪に問われた元プロ野球選手、清原和博被告(48)の判決公判が31日午後、東京地裁で開かれた。吉戒純一裁判官は懲役2年6月、執行猶予4年(求刑懲役2年6月)の有罪判決を言い渡した。

清原被告の判決公判で、傍聴券を求めて近くの日比谷公園まで列を作る人たち(31日午前、東京都千代田区)=写真 伊藤航

17日の初公判で、清原被告は起訴内容を認め、「2008年に現役を引退して、まもなく覚醒剤を使い始めた。不安やストレスを忘れられた」などと述べた。

清原被告は「本を読むなどして覚醒剤の怖さを学んだ。心と体を健康にし、生涯、罪と向き合う」と強調。自ら保護観察を付けるよう求めた。弁護側は最終弁論で、親族や友人によって更生する環境が整っているとして、寛大な判決を求めていた。

初公判には清原被告と親交の深い元プロ野球選手の佐々木主浩さん(48)が出廷し、「2回目はないと信じている」と話した。将来的に野球に携われるよう更生を支える考えも示した。

検察側は論告で「目標を失い、心の隙間を埋めるという動機に酌量の余地はない。常習性があり、再犯の可能性も高い」と指摘していた。

起訴状によると、清原被告は昨年9月1日ごろ、群馬県太田市のホテルで無職、小林和之被告(45)=同法違反罪で公判中=から覚醒剤約1.2グラムを8万円で譲り受けたほか、今年2月1日ごろ、東京都港区のホテルで覚醒剤を使用したなどとされる。

清原被告は大阪府出身で、PL学園高(大阪)からドラフト1位で西武ライオンズに入団。プロ野球を代表する打者として西武の黄金期を支え、巨人、オリックスでもプレーした。08年に現役を引退。14年に薬物疑惑が報じられ、今年2月、警視庁に逮捕された。

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