2019年6月16日(日)

スイス、駐日領事の資料発見 19世紀の外交記す

2015/7/31付
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【ベルン=共同】スイス北部の民家で、19世紀後半の駐日スイス領事が記した書簡など千ページに及ぶ資料が見つかり、所有者が30日、スイス連邦政府に寄贈した。発見したチューリヒ大のハンス・トムセン教授(東洋美術史)は「スイスなど当時の欧州諸国と日本の関係を知る上で貴重な資料だ」としている。

領事は1886~93年に横浜にあったスイス領事館の領事を務めたアーノルド・ドゥムリン氏。当時の日本とスイスの関係を調べているトムセン氏がスイス北部フラウエンフェルトにあるドゥムリン氏の孫の自宅で資料を発見した。

資料はドゥムリン氏が日本からスイスに送った書簡などで、ドイツ語やフランス語で書かれていた。養蚕のためカイコの餌となる桑の苗が日本からスイスに輸出されていたという、これまで知られていなかった事実も記されていた。

トムセン氏は「日本とスイスが、これまで考えられていた以上に深い経済関係を築いていたことがうかがえる」と話している。

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