2019年2月22日(金)

恐竜から鳥類へ5000万年かけ小型化 豪大など発表

2014/8/1付
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恐竜の体は5千万年以上かけて小型化し、鳥類の祖先が出現したとオーストラリア・アデレード大などのチームが1日付の米科学誌サイエンスに発表した。従来考えられていたより前から、恐竜の小型化が起こっていたことを示す成果。

チームは、鳥類の祖先とされる獣脚類と呼ばれる恐竜や初期鳥類120種を対象に、1500以上の骨の特徴を統計的に比較し、進化に伴う体重の変化などを調べた。

この結果、1億9800万年前までに出現した恐竜メガロサウルスの祖先の体重は、163キロ未満と推定した。

1億7400万年前までに出現した恐竜の推定体重は46キロ未満、1億6750万年前の恐竜では3キロ未満と、鳥類に近づくにつれて減少。1億6300万年前の鳥類の祖先では800グラム未満になった。

こうした小型化は少なくとも5千万年の間に12回起こったといい、チームは「長期にわたる小型化が、鳥の飛行能力や目や脳の肥大などの進化を促進したのではないか」としている。

真鍋真・国立科学博物館グループ長は「解析が正しければ、恐竜の小型化は、樹上生活や飛行のはるか前から起こっていた可能性が高くなり、興味深い」と話している。〔共同〕

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