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交通事故死、10年で165件計上せず 千葉県警

千葉県警は30日、交通死亡事故統計について、2013年までの10年間で、事故死とすべき165件(166人)を病死や自殺と扱うなどして過少計上していたと発表した。県警は「事故を1件でも少なく見せたい」という意識が担当者にあったと説明。隠蔽や改ざんの指示はないとしたが、チェック体制の甘さが事態を招いたとした。

県警は当時の担当者ら50代の男性警視7人を同日付で本部長訓戒などの処分とした。

県警によると、事故死とすべき166人を加えて計算すると、12年の交通事故死亡者数は175人から202人に増え、全国ワースト8位から2位になる。13年までの10年間のうち7年で順位が悪化した。

県警は04~13年の統計で交通死亡事故から除外されていた792件を調査。警察庁が示す統計基準の解釈を誤り、事故死とすべきケースを「病死」「自殺」「道路外」として統計から除外したのが143件あった。

事故後24時間以内に死亡したのに計上されていなかったり、重傷事故扱いのまま放置していたりしたのは21件。

ほかにも、死因の選択欄で「事故死」に印がついていた医師の死体検案書のコピーを取り「病気および自然死」の欄にも印をつけて県警本部に提出したため、事故死扱いにならなかったのも1件あった。

黒木慶英本部長は「統計に対する信頼を損ねる事態を生じさせたことは誠に遺憾」とのコメントを出した。〔共同〕

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