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福島第1の事故調調書、新たに8人分公開 政府

政府は30日までに、東京電力福島第1原子力発電所事故をめぐり、政府の事故調査・検証委員会が聴取した調書のうち、東電社員や福島県職員ら8人分を新たに公開した。

福島第1原発の防災安全グループマネジャー(当時)は事故前の訓練について「同時に複数のプラントで全交流電源喪失という事態になることを想定したことがなかった」と証言し、備えが不十分だったと認めた。

福島県原子力安全対策課の担当者(同)は住民の避難範囲について、経済産業省原子力安全・保安院側から「保安院は(原発から)10キロメートルで十分だと思っているんだが、官邸が20キロメートルだと言って聞かない」と告げられたなどと政府内の混乱の一端を証言した。

調書公開は今回が4回目で、福島第1原発所長だった故吉田昌郎氏らを含め計210人分となった。

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