2万発の大輪に歓声 隅田川花火大会、警備を強化

2016/7/30 20:03 (2016/7/30 21:14更新)
保存
共有
印刷
その他

東京の夏の風物詩、隅田川花火大会が30日、台東区と墨田区にまたがる会場で開かれた。東京スカイツリーや浅草寺周辺では、約95万7千人(主催者発表)の見物客が夜空に咲いた約2万発の大輪に見入った。

午後7時すぎ、雲のほとんどない夕暮れの空に大音量と共に花火の打ち上げが始まると、浴衣姿のカップルや家族連れから大歓声が上がった。

夏の夜空を彩る隅田川の花火(30日夜、東京都台東区)=写真 目良友樹

夏の夜空を彩る隅田川の花火(30日夜、東京都台東区)=写真 目良友樹

フランス・ニースで花火大会の会場にトラックが突っ込んだテロ事件を受け、警視庁は例年に比べ警備を強化。会場周辺の80カ所超の交差点などに機動隊の車両やパイプ柵を並べるなどして、暴走車の突入に備えた。ウエアラブルカメラを装着した制服警察官も会場内を巡回し、警戒にあたった。

毎年、花火を見に来るという台東区の男性会社員(35)は「いつもと違って、ものものしい雰囲気で驚いた。安全のためには仕方がない」と話した。4歳と1歳の息子を連れた会社員の前田直輝さん(33)は「テロなどは少し怖いが、去年は息子が小さくて連れてこられなかったので、今年こそ花火を見せたかった」と顔をほころばせた。

3月に来日したばかりの米国人、ウェスティン・メラニーさん(24)は初めて着たという浴衣姿で訪れた。花火が打ち上がると立ち上がってくぎ付けに。「日本の花火を見るのは初めて。米国のものより大きくてキラキラしてる」と興奮した様子だった。

保存
共有
印刷
その他

電子版トップ



[PR]