2019年7月17日(水)

投薬ミスで年4兆円超損害 WHO、半減目指す

2017/3/30 10:58
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【ジュネーブ=共同】世界保健機関(WHO)は29日、投薬ミスによる損害が世界で年間420億ドル(約4兆7千億円)に上るとの試算を明らかにし、今後5年間で全ての国で投薬ミスによる損害を半減させる取り組みを開始したと発表した。

WHOは薬の処方や服用のミスに伴う損害は各国で報告されていると指摘し、米国だけでも年間130万人が被害に遭っていると説明。世界の損害額は医療費の1%に当たるとみられるという。

ミスは医療従事者の疲労やスタッフ不足、訓練の不十分、さらに患者の知識不足などが原因で、いずれも防止可能と強調した。

特に誤って使用した場合、害となる危険性の高い薬の取り扱いや、さまざまな疾患で複数の投薬を受けている患者の扱いが鍵になるとして各国に早期の対策を求めた。

WHOのチャン事務局長は「投薬ミスに伴う出費は莫大かつ不必要なものだ。ミスの防止は人命を救うだけでなく医療費削減にもなる」と訴えた。

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