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15年に流行した子供のまひ、エンテロウイルス原因か

昨年の夏から秋にかけて、原因不明の体のまひを訴える子供が全国各地で相次いだ問題で、厚生労働省の研究班は29日、検査した患者の約4分の1からかぜに似た症状を引き起こす「エンテロウイルスD68」を検出したことを明らかにした。研究班は、まひの原因は同ウイルスの可能性が高いとみて、調査を続ける。

研究班が医療機関に対し、2015年8~12月に「急性弛緩(しかん)性まひ」と診断されて入院した患者の報告を求めたところ、33都府県から115人の報告があった。研究班によると、このうち入院していない外来患者などを除くと95人となり、さらに原因が外傷など他の原因とみられる患者を除き76人が同ウイルスの感染でまひが起きた可能性が否定できないという。

患者の大半は20歳未満で、5歳以下の子供が多かった。研究班は患者の状態も継続調査しているが、多くの患者はまひが残ったままだという。

エンテロウイルスは発疹が出る手足口病や、まひを伴うことがあるポリオの原因となるウイルスの総称。このうちD68という種類に感染すると、発熱や鼻水のほか、呼吸困難など呼吸器症状が表れる。症状が出るのは子供が多いとされ、大人は無症状のこともある。

米国でも14年8月~15年1月に大流行し、千人以上の感染が確認された。

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