日経出版社で個人情報流出 取引先など
日本経済新聞出版社は29日、社内の端末が不審な外部のウェブサイトと通信し、これまでに約1200件の取引先の個人情報などが流出したと発表した。同日までに個人情報が悪用されたとの報告はない。
同社は日本経済新聞社から独立した業務システムを採用しており、日本経済新聞社からの情報流出はない。
外部のセキュリティー団体からの情報をもとに社内調査した結果、今月初旬、業務上のやりとりを装う「標的型メール」によりコンピューターウイルスに感染した形跡が見つかったという。
日本経済新聞出版社のコメント 関係者の皆様に、ご迷惑、ご心配をおかけしたことを深くおわび申し上げます。事態を厳粛に受け止め、再発防止に努めます。