医療事故調査 届け出低調 初年度388件、想定の3割以下
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医療事故調査制度が始まって10月で1年。診療中の「予期せぬ死亡」の原因を究明し、再発防止策を探ることを目的に導入されたが、調査対象として届け出があったのは388件と、開始時に想定した件数の3割にとどまることが11日、第三者機関の日本医療安全調査機構(東京・港)のまとめで分かった。活用に消極的な病院が多いうえ、調査内容に遺族が納得できないケースもあり、関係機関の模索が続く。
川崎市の会社員、増田渉...
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