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GW、熊本にボランティア続々 家族と再会も

ゴールデンウイーク(GW)初日の29日、地震で大きな被害を受けた熊本県には多くのボランティアや帰省客が訪れた。県内では午前9時、一部区間が通行止めになっていた九州自動車道が15日ぶりに全線復旧。親族と再会を果たした人からは安堵の声が上がった。

熊本市中央区の被災住宅では同日、作業服姿のボランティア男性6人が黙々と片付けに当たった。散乱した食器などをごみ袋で運び出すなど約5時間、作業を続けた。

避難所での生活が続く住人の前川政弘さん(83)は「家に帰る度に惨状を見て心が苦しかった。地震後初めて自分の家に帰ってきたと実感できた」と目に涙を浮かべた。作業した北九州市の公務員、川村林太さん(42)は「喜んでもらってよかった」と話した。

熊本市災害ボランティアセンターによると、同日の参加者は750人。受付場所の市内の公園では受け付け開始の午前9時前から行列ができ、開始直後に締め切られた。

一方、JR熊本駅は、27日に全線で運転を再開した九州新幹線などで駆けつけた家族らと再会を喜ぶ人らであふれた。

「ずっと1人で大変だったね。怖かったね」。広島市から母親と訪れた高校2年、星野和香さん(17)は熊本市で一人暮らしの伯母(47)を見つけ、抱き合った。余震への不安から伯母は一時、避難所へ。星野さんは「どこかに出かける気分ではないけど、少しでも楽しいGWを一緒に過ごしたい」と笑顔を見せた。

九州道の北熊本サービスエリア(熊本市)では「災害救援」などと書かれたトラックが並ぶ中、被災地に向かう車も目立った。福岡県志免町の主婦、今堀早苗さん(68)は熊本市内の避難所にいる知人らのため手作りの食事を用意したといい、「一口でも食べてほっとしてほしい」と話した。

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