再選の藤井氏「胸張り職を全う」 岐阜・美濃加茂市長選

2017/1/30 0:15
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汚職事件を巡り、二審で逆転有罪判決を受けた岐阜県美濃加茂市の藤井浩人前市長(32)=上告中=の辞職に伴う出直し市長選は29日、投開票が行われ、藤井氏が再選を決めた。今後、最高裁などで無罪を訴えながら市長職を担うことになる。

午後9時すぎ、市内の事務所に姿を現した藤井氏は「『市民の皆様から信をいただいた』と胸を張って、明日から市長職を全うしていきたい」と勝利宣言。「正直(投票で名前を)書いてもらえるのか不安で仕方がなかった。皆さんの期待に応えられるよう精進する」と深々と頭を下げた。

出直し選は裁判中も市長を続けることの是非が問われ、「市政の私物化」「税金の無駄遣い」などと批判された。再選後の任期は1期目の残りの6月1日までとなり、5月には任期満了に伴う市長選が行われる。刑が確定していなければ立候補できるが、藤井氏は「私としてはこれからもずっと先まで、市長として続けていけるよう頑張りたい」と話した。

藤井氏は2013年に28歳で初当選。浄水設備導入を巡る汚職事件で14年に逮捕された。一審は無罪だったが、名古屋高裁は昨年11月、事前収賄などの罪で有罪判決を言い渡した。上告した藤井氏は出直し選のため12月に辞職した。

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