GW初日、東北新幹線4時間半ストップ 6万1000人影響 - 日本経済新聞
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GW初日、東北新幹線4時間半ストップ 6万1000人影響

(更新)

29日午前11時半ごろ、東北新幹線新白河―福島駅間で停電が発生し、東北新幹線と秋田新幹線、山形新幹線の全線で一時運転を見合わせた。午後4時ごろに運転を再開したが計58本が運休、最大で約4時間半の遅れが生じ、ゴールデンウイーク(GW)で東北地方に向かう帰省客ら約6万1千人に影響が出た。

JR東日本などによると、停電は福島県郡山市の郡山駅構内で架線が切れたため。停電の影響で、郡山駅から東京寄りに約500メートル付近で上りの「やまびこ・つばさ136号」が停車。17両編成の4カ所に付いているパンタグラフのうち、前側の2カ所で架線に接触して電気を受け取る「舟体」が損傷していた。

乗客約550人はJR東の誘導で線路上を歩くなどして午後2時25分ごろまでに同駅に全員移動、けが人はなかった。

また、運転を見合わせる約30分前に、同じ新白河―福島間で約5分にわたり別の停電が起きていたことが判明。JR東は架線切断の原因を調べるとともに、29日夜から架線や車両のパンタグラフの緊急点検を始めた。

一方、東京駅のホームや改札は運転再開を待つ人たちであふれた。

山形県に帰省する東京都西東京市の主婦、長嶺真由美さん(32)は長男(4)、長女(1)とホームに座り込んで運転再開を待った。「実家でゆっくりするつもりだったのにがっかり。早く再開してほしい」と疲れた様子。

都内の主婦、平田千春さん(42)は長女(7)と青森県に帰省する途中で、「運が悪かったと思うしかない」と肩を落とした。

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