鎌倉大仏、半世紀ぶり健診 16年1~3月

2015/7/29付
保存
共有
印刷
その他

鎌倉大仏(阿弥陀如来像、国宝)で知られる神奈川県鎌倉市長谷の高徳院は29日までに、来年1~3月に大仏のクリーニングや、保存修理に向けた損傷状態の調査をすると発表した。大仏は1959~61年に「昭和の大修理」をしており、佐藤孝雄住職は「いわば50年に一度の健康診断」としている。

高徳院や市によると、やぐらを組み、全体をシートで覆うため、工期の来年1月13日から3月10日まで拝観できなくなる。

昭和の大修理では、大仏の下にステンレス製の板を差し込んで耐震化し、強化プラスチックで首を内部から補強した。

今回の作業は東京文化財研究所に委託。内側に入り込んだ雨水の影響やさびの進行、前回補強した首の状態を調べ、記録写真も撮影する。年2回の高圧洗浄では落ちない汚れを清掃する。

大仏は高さ約11.3メートルの銅製で、鎌倉時代の1252年ごろに建立が始まり、完成時期は不明。1994年に腹部や親指の爪にペンキが塗られ、一時拝観を中止した。

作業は国庫補助事業。総事業費約6496万円の約6割を国、残りを県や市、高徳院が負担する。〔共同〕

保存
共有
印刷
その他

関連キーワード

電子版トップ



[PR]