2019年2月23日(土)

2人の死刑執行 青森の武富士放火殺人など

2014/8/29付
保存
共有
印刷
その他

法務省は29日、死刑囚2人の死刑を執行したと発表した。6月26日に1人に執行して以来、2カ月ぶり。第2次安倍政権で谷垣禎一法相が就任して以降、執行は6度目で、計11人となった。同省によると、29日時点の未執行の確定死刑囚は126人。

谷垣法相は就任から約2カ月後の2013年2月に3人の死刑を命じて以降、同年中に8人の死刑を執行した。在任中の執行人数は、1993年以降最多の鳩山邦夫元法相(13人)に次いで2番目となった。

執行されたのは、青森県弘前市の武富士弘前支店(閉店)の放火殺人事件で強盗殺人罪に問われた小林光弘死刑囚(56)=仙台拘置所=と、群馬県で3件の殺人事件に関与して殺人罪などに問われた高見沢勤死刑囚(59)=東京拘置所。

確定判決などによると、小林死刑囚は01年5月、同支店でガソリンの混合油をまき、支店長らに金を要求。拒否されたため放火し、従業員5人が死亡、4人がやけどを負った。03年に青森地裁が死刑を言い渡し、07年に最高裁で確定。再審請求も退けられた。

高見沢死刑囚は01年11月、暴力団組長の立場を利用し、配下の組員らと共謀。保険金詐欺事件の共犯者を群馬県松井田町(現安中市)で射殺したほか、05年までに部下の組幹部や対立する暴力団組長を射殺するなど、計3件の殺人事件に関与した。08年に前橋地裁が死刑を言い渡し、12年に最高裁で確定した。

保存
共有
印刷
その他

電子版トップ



[PR]

日本経済新聞社の関連サイト

日経IDの関連サイト

日本経済新聞 関連情報