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試験問題漏えいで12人懲戒 海自隊員、LINEで送信

海上自衛隊は28日、無料通信アプリ「LINE(ライン)」を使い、元部下の隊員に内部の検定試験問題を漏らしたとして、大湊地方総監部(青森県むつ市)の第15護衛隊に所属する50代の海曹長を停職5日の懲戒処分とした。元部下を経由して問題を入手し、不正に受験した各地の隊員11人も減給15分の1(1カ月)の懲戒処分。問題の拡散には元部下をはじめ約20人が関与し、それぞれ訓戒などの処分を受けた。

海自によると、海曹長は海曹士の隊員を対象とした技能検定試験の問題を取り扱っていた昨年11月27日、元部下の依頼を受け、手旗とライトを使った信号の実技試験の問題をスマートフォンで撮影、ラインで送信した。海曹長は「頼みを断り切れず、元部下1人だけに教えるつもりで送ってしまった」と説明している。

問題は元部下を経由してラインで拡散。11人は翌28日、入手した問題の解答を書き写し、試験会場に持ち込むなどした。受験中の態度に不自然な点などがあり発覚。不正をした隊員は「成績を上げたかった。出来心だった」などと話している。

不正受験をしたのは舞鶴基地(京都府舞鶴市)の6人、佐世保基地(長崎県佐世保市)の4人、呉基地(広島県呉市)の1人で、いずれも護衛艦など5つの艦艇に乗船する隊員という。

海曹士の技能検定試験は全国の基地で年に1回、護衛艦に乗船する隊員を対象に実技と筆記で行われ、賞与や昇進を決める際の参考になる。〔共同〕

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