2019年2月17日(日)

バレエ財団に助成金など返還請求 不適切経理で6700万円

2015/8/28付
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文化庁と日本芸術文化振興会は28日、牧阿佐美バレエ団を運営する公益財団法人橘秋子記念財団(東京・渋谷)に、助成金と加算金計約6700万円の返還を請求したと発表した。振興会の助成で製作した美術装置を無断売却するなど、不適切な経理処理があったことが理由という。

財団側は「経理担当者が財団の赤字を減らすために売却した」と説明。担当者は既に退職したが代金着服などの不正はなかったという。返還請求には応じるとしている。

文化庁などによると、財団は2009年度に振興会の助成で美術装置を製作し、都内で牧バレエ団による「白鳥の湖」を上演した後、装置を無断で売却した。製作費は1488万円だったが、売却額は2310万円だった。

このほか08年度から10年度までの間、衣装などのレンタル費用の助成を受けたのに、支払いの証拠書類が確認できないといった問題が計11公演で見つかった。

振興会に匿名の通報があり、財団側の調査で判明。文化庁と振興会は、不適切な処理だったとして加算金を上乗せして請求した。

財団は1975年4月に設立。今回の不祥事で5年間、助成金を受けられなくなる。〔共同〕

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