京都府立医大学長「組長と不正な関係ない」 自ら辞任を否定

2017/2/28 21:04
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暴力団山口組淡海一家の総長、高山義友希受刑者(60)を巡る京都府立医大病院(京都市)の虚偽診断書作成事件に絡み、府立医大の吉川敏一学長(69)は28日、京都市内で記者会見し、「全くの無実」と容疑を全面否定した。高山受刑者とは「不正な関係は一切ない」と話し、学長を辞任しない考えを示した。

京都府警の家宅捜索後、吉川学長が記者会見するのは初めて。吉川学長は、府警が虚偽とみている高山受刑者の診断書の内容について「作成には関与していないが、客観性があると信じている」と話し、「警察から犯罪の疑いをかけられたことは心外だ」と強調した。

高山受刑者とは2014年7月の腎移植手術前に学長応接室で初めて会い、「暴力団関係者との認識はあり、迷惑行為をしないなど入院時の注意事項を伝えた」という。手術後、京都・祇園の行きつけの飲食店で2回、高山受刑者と偶然居合わせたが、「体調管理について立ち話をした程度で、飲食は共にしていない。金銭や利益の授受は一切ない」と説明した。

府立医大の評議会は24日、暴力団組長との関係を問題視して学長辞任を勧告。吉川学長は「不正や違法なことはなく、自ら辞任することは考えていない」と話した。評議会は吉川学長が辞任しない場合は、学長人事についてより強い権限がある学長選考会議に解任請求する見通し。

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