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豊洲「都政大転換の契機に」 小池知事が所信表明

東京都の小池百合子知事は28日、就任後初めて臨んだ都議会定例会で所信表明演説を行った。豊洲市場(東京・江東)の地下に盛り土がなかった問題を受け「組織全体の体質や決定の方法に問題があるとすれば、いまこそそれを変えなければいけない。新しい都政に対する期待に大転換するチャンスとしたい」と表明。「都民ファースト」の姿勢で信頼回復に取り組む意欲を示した。

都議会に臨む小池都知事(28日午後)

盛り土問題については「都政は都民の信頼を失ったと言わざるを得ない。信頼を回復するため、想像を超える時間と努力が必要だ」との認識を表明。「なぜこうした事態に至ったのか、なぜ情報が共有されていなかったのか。安全性について改めて専門家の目で判断してもらう必要がある」と指摘した。

喫緊の課題として、待機児童の解消に取り組む姿勢を強調。「女性が子育てか仕事かという二者択一を迫られている現状に早く終止符を打たなければ、東京の持続的発展はあり得ない」と述べた。

2020年東京五輪・パラリンピックに関しては「何としても成功させる決意」とし、「施設整備や開催経費など様々な課題については、国や組織委員会と緊密な連携を図り、説明責任を果たしながら解決方法を見いだしたい」と述べた。

このほか、多摩・島しょ地域の振興や国際金融都市としての東京の活性化、中小企業の技術革新の促進などの個別施策も掲げた。

演説の最後には「日本の未来を明るく照らす『新しい東京』を都民、都議会とともに創り上げたい。あらためて協力をお願いする」と議会側に呼びかけた。

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