路線価上昇、不動産の相続にも影響
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国税庁が3日発表した路線価は全国平均で2年連続の上昇となった。路線価は相続税や贈与税の基準になり、変動の影響は大きい。2015年には相続税の制度が見直され、課税対象者が増加。条件を満たせば、土地の評価額 を小さくできる特例制度の利用が広がるなど、節税への関心が高まっている。
東京23区内に住む60代の兄弟。16年末に母親が死亡して一戸建て住宅を相続した。相続財産は不動産中心に約6000万円。14年...
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