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がん治療・美容うたい臍帯血違法投与 11施設に停止命令

へその緒や胎盤に残った他人の臍帯血(さいたいけつ)を使った再生医療を無届けで行っていたとして、厚生労働省は28日、再生医療安全性確保法違反で東京都や大阪市、福岡市にあるクリニック計11カ所に再生医療の一時停止命令を出したと発表した。クリニックではがん治療や肌の若返りなどの美容目的をうたい、患者に他人の臍帯血を投与していた。

臍帯血を使った再生医療は白血病などの一部を除き、有効性や安全性が認められておらず、違法な再生医療の一端が浮き彫りとなった。

厚労省によると、停止命令を受けたのは内科や皮膚科などのクリニック。保険が適用されない自由診療で1人当たり数百万円の治療費を受け取っていたとみられる。現時点で患者の健康被害の報告はないという。

2014年11月に施行された再生医療安全性確保法は、再生医療を行う場合、厚労省が認定した専門委員会で審査を受けた上で、治療の提供計画を厚労省に提出しなければならないと規定しているが、いずれも無届けだった。

違法な再生医療の提供を巡っては5月8日、厚労省が松山市内のクリニックに立ち入り検査を実施。同日付で再生医療の一時停止を命じた。その後、警察と連携して調査対象を広げ、東京都や大阪市、福岡市の計11カ所のクリニックで違法な治療が行われていたことを確認した。

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