2019年3月24日(日)

腹腔鏡手術の死亡例、5病院の10件に問題 学会が対応検討

2015/11/28 21:17
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日本肝胆膵(すい)外科学会が難度の高い手術ができると認定した200余りの病院に行った調査で、腹腔(ふくくう)鏡を使った肝臓や膵臓の手術後の死亡率が高い病院が5施設あり、計10例の死亡例に医学的な判断に問題があった可能性があることが28日、分かった。10例を年内に検討し、各病院への指導など対応を決める方針。病院名は公表していない。

調査は群馬大病院や千葉県がんセンターで腹腔鏡手術後の死亡が続いた問題を受け、昨年末から今年初めに実施。肝臓、膵臓の2011~14年の死亡率は平均で0.5%以下だが、5病院は4%以上だった。

学会が6月以降、死亡例の詳細な経過を集めたところ、腹腔鏡を使うべき手術かどうかなど計10例で判断に問題があった可能性が浮かんだという。

これとは別に毎年行っている調査で、腹腔鏡の使用の有無を問わず12~14年の死亡率が5%以上だった病院が8施設あり、うち8%以上だった2施設は死亡例を検討した上で高度な技術を持つ施設認定の更新を認めなかった。残りの病院への対応は今後決める。〔共同〕

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